独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

from However love you

全国の愛に飢えたクソッタレの皆さんこんにちは。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。ごろにゃ-ご。



今日はおぃらの曲。「However love you」についてだ。



彼女と別れた後。おぃらは歌を作った。20から30曲も。それは言葉にできない想い。彼女への想いを表現する方法が歌しか残されていなかったからだ。そして。死んじまいそうな心を支えてくれるのも歌しかなかったからだ。



今、思えばね。彼女との別れはおぃらの人生の大きな分岐点だった。良かったのか。悪かったのか。答えは解らないけどね。あれから沢山の事が。沢山の事が変わった。



彼女もそうかもしれない。おぃらにとって始めて心を開けた人。始めて一緒にいたいと思えた人。始めて独りじゃないと思わせてくれた人。始めて守りたいと思えた人。始めてどんな手を使ってでも取り戻したいと思えた人。始めて殺してでも自分のものにしたいと思った人。始めて立ち上がる事もできないくらいの絶望をくれた人。



彼女もおぃらと別れてから。きっと。きっとね。いろんな事があったんだろうな。いろんな人と出会って。別れて。もうおぃらの知っている彼女じゃないのかもしれない。

月日がたった今だからこそ。今だからこそね。考えれる事も沢山ある。裏切られた。傷つけられた。失った。独りだ。恐い。誰も信じれない。助けて。そんな感情だけじゃなくてね。あの時こうしとけば良かった。あの時こう言っとけば良かった。きっと傷つけた。裏切った。ごめんよ。ごめんよ。後悔と葛藤してばかりだ。



だけどね。今、彼女にたいして1番ある想いはね。ありがとうだ。ありがとう。本当に。本当に心から思う。そして、幸せになって欲しい。必ず幸せになって欲しいよ。





久しぶりに連絡を取った彼女にね。きっと伝わらないかもしれないけどね。伝えたいと思う。ありがとうって言葉を。





彼女だけじゃない。おぃらは大切な人を何人も失ってきた。亡くしてきた。今。今、これをなんとなく読んでいるあんた。あんたには大切な人はいますか?
おぃらみたいにさ。後悔してもしょ-がねぇ。しょ-もねぇおぃらみたいになんかなるなよ。大切な人。大切な事を見失わないでおくれ。どんなに愛していても。どんなに想っていても。届かなくなっちまったらさ。意味がね-もん。






君は今、幸せですか?
僕はね。
僕はね。
君と過ごした3年以上の日々をね。
きっと一生忘れないよ。

ありがとう。
君が僕を愛してくれた事。
愛を教えてくれた事。
一生忘れないよ。

君はいつも笑っていて。
無邪気なままで。
信じているよ。
君の幸せを。

今日のお薦めBGM=清竜人「痛いよ」

 

 

僕が君を忘れても

おぃらは彼女と付き合っている間。他に好きな子ができた事があった。その子は彼女の友達だった。おぃらはその子を想ってはいたけど行動に移す事はできなかった。彼女の友達だからか。勇気がないからか。多分、両方だ。だけどね。だけどそれよりもね。彼女を失う事が恐かったのかもしれない。




彼女とは別れたり。付き合ったりをね。繰り返す様になった。葛藤があった。彼女はおぃらが作る曲の歌詞なんかを見て「他に好きな人ができたの?」と気付いていた。それでも彼女はずっと側にいてくれた。ずっとおぃらを思っていてくれた。おぃらはいつからかそれがあたりまえだと思ってしまっていた。愚か者だ。



心の中で「彼女は絶対にいなくならない」という慢心があった。それだけじゃない。おぃらはいつも自分の事ばかりでね。彼女の事を。気持ちを。未来を。考えてあげれていなかった。





そんなある日。彼女と待ち合わせをしていた駅で彼女に会った。彼女は突然。おぃらにこう告げた。

「他に好きな人がてきたの」

「百年の恋も覚めたわ」

おぃらは雨の中をずぶ濡れになりながら帰ろうとした。帰ろうとしたけどね。帰れなかった。息はできなくなっちまってね。手の震えは止まらなかった。



おぃらは彼女に電話をした。「別れたくない」。

彼女は「もう1度話そう」と言ってくれた。

おぃらには現実として受け止めれなかった。絶対にいなくならない。絶対に離れない。そう思っていたから。


待ち合わせに彼女が来た時。彼女は車に乗って男と一緒に来た

「誰?」と聞くと彼女は「彼氏だよ」と答えた。

ほんの何時間前まで自分が彼氏だったはずなのにね。本当に辛い現実だった。





おぃらはそれでも彼女に縛りついていた。女々しくてしょ-がね-けどね。電話をしたりね。家に行ったりね。ストーカーみたいなもんだよ。彼女の態度は一変して冷たかった。「お金をくれるなら会ってあげるよ」。そんな言葉さえも吐いてきた。



あまりにも急な変化。現実におぃらの心は死んでいっちまった。もう誰も信じれない。もう誰も愛せない。

彼女だけが必要だった。彼女じゃなければ埋められないものがあった。



彼女を忘れるにはあまりにも沢山の時間を一緒に過ごしてしまっていて無理だった。そして。何よりもね。おぃらは弱くてしょ-がなかったんだ。



あの頃は絶望だけが目の前にあった。おぃらの世界は彼女でできていたんだ。

だけどね。今。今、思えばね。彼女はわざと冷たくしてくれていたのかもしれない。そうでもしないとね。おぃらはいつまでたっても彼女を頼ってしまう。それが彼女にはね。解っていたのかもしれない。

続きは次回。

今日のお薦めBGM=カミナリグモ「こわくない」

 

 

君が僕を忘れても

高校3年間。おぃらは1人の子と一緒にいた。彼女と一緒に笑いあった青春時代をおぃらは忘れない。きっとね。一生、忘れない。





久しぶりに彼女に連絡を取った。何年ぶりかな-。彼女と別れてからだいぶ月日はたったけどね。やっぱり彼女の事はね。たまに思い出す。彼女と一緒に行った公園。駅。お店。思い出はそこら中に溢れている。
どんな別れ方をしようがね。どんな酷い事を言われようがね。時間がたてばね。思い出は輝いてしまうものかもしれない。





彼女は今。東北にいるらしい。学生をしていて結婚はしていないとの事だ。
何故、東北に行ったのか。何故、また学生になったのか。あまり深くは解らない。だけどね。凄く。凄く心配だ。きっとね。大きなお世話なんだろうけどね。凄く心配だ。



彼女と別れる時。彼女には他に彼氏ができていた。ずっとじゃね-よ。ずっとじゃね-けどいた。あいつとは別れちまったみたいだ。畜生。



高校の時。彼女はいつもおぃらを見てくれていた。同じ高校の同じクラス。ずっと一緒にいた。彼女は全てをおぃらに捧げてくれているような気がしていた。
それまでも彼女と呼べる存在の人はね。何人もいた。何人もいたけどね。それは名ばかりだった。薄っぺらい。薄っぺらい付き合い方だった気がする。まだ子供だったもん。
一緒にいて。「独りじゃない」と思えたのはね。彼女が始めてだった。嬉しい事も。悲しい事も。全てを共有する事ができた。誰かの胸の中で泣けたのはね。彼女が始めてだったんだ。支えられていた。まだ今ほどの力もなくてね。檻の中で苦しんでいたたおぃらをね。支えてくれていたのはね。彼女だった。



だけどね。おぃら達はまだ子供だった。

続きは次回。

今日のお薦めBGM=岡平健治「告白」

 

 

Tale of the heart poetry(4)

Tale of the heart poetry(4)

 


『last summer』

 


今年もまた夏が来ました


強い日射しがアスファルトに照りつけて


僕はその眩しさに目をつぶった


光のシャワーは僕の心の中にいる

 


アナタを洗い流すわけでもなく

 


その面影を思い出させる


アナタと過ごしたひと夏の思い出は

 


僕の記憶の中で薄れる事もなく輝きを増していく


「愛してる」


「愛してる?」


「愛してる」


「愛してる?」


あの頃、僕はただ

 


ただ純粋にアナタを愛していたのに

 


愛していたのに恐かった


同じ季節の中で


同じ時間の中で


一緒に息をした


一緒に夢を見た


手を繋いでいる間


体を重ね合う間


まるで僕達は2人で1つの心臓を鳴らして生きている様でその鼓動はけっして止む事はない


陽だまりの中


アパートの部屋の中


アナタの胸の中


僕は感じていました


永遠と孤独


孤独と永遠


蛍の光


花火の光も


美しいと呼ばれるものは一瞬で消えてしまうけど僕はアナタの横で小さく笑いながら永遠を祈った


「ずっと一緒にいよう」


「ずっと一緒にいよう?」


「ずっと一緒にいよう」


「ずっと一緒にいよう?」


確かめ合う愛の重さ


繰り返す確かな言葉


求め合う愛の愚かさ


甘いキスは重ねる度に

 


その甘さを失っていく気がした


たった1つの嘘


すれ違い


素直になれない


解って欲しかった


声に出せない僕の言葉と

 


言葉にはできないアナタの声


好きだよ


好きだよ


好きだよ


夏の陽炎に隠された想い達を僕等は見つけられなかったんだね


紫の浴衣


小さな体


ココルル


水族館


金髪の長い髪


帰り道


青いワンピース


スカルプチャ


黄色いサンダル


スティッチ


アナタがくれた風鈴は潮風が吹くと今もラブソングを鳴らしています


今年もまた夏が来ました


アナタには届かない


心の声をメロディーにのせて


僕とアナタの物語


小さな恋の物語


アナタの心の中にも残っていますか?


照りつける光


蝉のオーケストラ


暖かな愛のメロディー


全てが幻ではなく


全てが嘘ではなく


全てが僕にとって


大切な日々でした


ありがとう


さようなら


ありがとう


さようなら


僕の声が聴こえますか?


僕の歌が聴こえますか?


夕焼けの向こうにそびえ立つまるで絶望にも似た暗闇の前で


朝日の向こうにそびえ立つまるで希望にも似た小さな光の前で


上手い言葉は見つからないけれど


ただ


ただ


まるで向日葵の様なアナタの笑顔を思い出して


ただ


ただ心から


ありがとう

 

今年もまた夏が終わった


It is on breast about the days passed with you


I continue walking


Tale of the heart poetry

 


last summer

 

 

 

今日のお薦めBGM=布袋寅泰「ラストシーン」

 

 

梨沙ちゃん

前回の続き。

 

 

ある日、良太(あだ名)から珍しく連絡が来た。今日の夜、女の子2人と一緒に遊ばないかという誘いだった。当時、大失恋真っ最中だったおぃらはね。「しょうがねーなー」と言いつつスキップをして夜を待った。

 

 

 

終電ギリギリくらいの夜になり良太と合流して駅に女の子達を迎えに行った。ドキドキが止まらない瞬間だ。駅のホームから降りてきた女の子たちは少しギャルっぽい感じの可愛い2人組だった。梨沙ちゃん(仮名)とあかりちゃん(仮名)だ。心の中のガッツポーズが止まらなかった。

 


あかりちゃんはどういう友達だか知らねぇけどね。良太の友達だった。背が低くくて明るい子だった。梨沙ちゃんはあかりちゃんの友達。少し大人っぽくてね。背が高い子だった。


4人で良太の車に乗って夜の滝を見に行く事になった。山の中にある滝で昼間にしか行った事がなかったけどおぃらは嫌だった。恐い。でもね。恐いとは言えねぇ。格好つけたくなっちまうもんだ。真っ黒な山の中に車を停めてね。そこから歩いて滝に向かった。真夜中の山なんてね。不気味以外のなんでもねぇ。何かでそうで恐かった。ドキドキが止まらねぇ。恐怖に対するドキドキとね。女の子に対するドキドキがね。なんだかよくわからなくなっちまった。良太はあかりちゃんとさっさと先に進んで行っちまうからね。おぃらは梨沙ちゃんと一緒に歩いて行った。梨沙ちゃんも恐がってね。おぃらのジャケットの先を掴んで離さなかった。梨沙ちゃん。可愛いな。おぃらは滝どころじゃなかった。

 

 


滝を見てからね。ご飯を食べに行ってね。夜中の4時くらい。2人を送って良太と帰った。良太との1番の思い出かもしれねぇな。


梨沙ちゃんとはそれからメールをするようになった。梨沙ちゃんは彼氏がいなく寂しいと言っていた。おぃらも本当に寂しいと言っていた。その頃のおぃらはね。長い時間を一緒に過ごした彼女がいなくなっちまってね。絶望と孤独の狭間を彷徨っていたから。

 

 

 


それから暫くしてね。梨沙ちゃんに誘われてね。2人でご飯を食べに行った。ただ。ただご飯を食べに行っただけだったけどね。楽しかった。楽しかったんだ。


確か。確かその次の日だったと思う。携帯に知らない番号から着信が入っていた。かけなおすと知らない男性が出た。


「俺の女にちょっかい出してるのはお前か!」


そんな映画みてぇな台詞を吐きつけられた。おぃらはなんの事だか全く解らなかったけどね。話を聞いてるとね。どうもね。彼は梨沙ちゃんの彼氏だった。おぃらはなんだかね。なんだか本当にショックでね。彼の声なんてね。耳に入ってこなくなった。彼は彼でね。今、思うとね。必死だったんだな。確かな状況は解らないけどね。梨沙ちゃんには彼氏がいてね。おぃらと連絡を取っていた事がね。バレちまってね。修羅場だったんだろうな。彼は今からおぃらの所に行くと言ってきた。おぃらは断った。「彼氏はいないって聞いてたしね。ご飯を食べに行っただけだ」と伝えてね。電話を切った。それから2人がどうなったかなんて何も知らねぇけどね。おぃらの心も修羅場だった。

 

 


「ずっと一緒にいようね」。

 

 


そんな暖かい言葉を毎日。毎日隣で言ってくれていた彼女はいなくなった。絶対なんてない。永遠なんてない。愛なんてない。


そう痛感させられる毎日。それでも。それでもね。愛を求めてしまう毎日。そんな毎日の中だったからね。ショックだった。


梨沙ちゃんと付き合ってたわけでもね。なんでもないけどね。ただ。ただ彼女の言葉は信じていた。裏切られたのはね。おぃらじゃなくてね。彼のほうだ。多分。梨沙ちゃんは今までも繰り返してきたんだろうな。ただ。ただショックだった。

 

 


やっぱり愛なんてないんだ。

 

 


そう痛感させられた。それから先。おぃらも梨沙ちゃんと同じ様な事をね。何度も。何度も。繰り返してきた。いろんな人を傷付けてきた。いろんな人を裏切ってきた。


梨沙ちゃんは今、幸せかな?

 

 

 

 


良太。この事、良太と話したかどうかね。記憶にないんだ。良太は同じ事されてもね。笑って許してあげそうだけどな。おぃらは卑怯だからね。傷付かないように。傷付かないようにしながらね。傷付ける事ばかりになっちまった。


また。またどこかで会えたらね。話を聞いてよ。そうなんだ。そうなんだ。おぃら。こんな。こんな屑みてぇな人間になっちまったんだ。


今日のお薦めBGM=Saucy Dog「いつか」

 

 

 

 

 

 

良太

小学生の時のクラスメイト。中学生の時のクラスメイト。高校生の時のクラスメイト。いったい何人、思い出せますか?


今、どこかですれ違ったってね。きっとほとんどの奴が気づかねぇ。そんなクラスメイトがね。なんの前触れもなくね。たまに夢に出てきたりしやがる。あの頃のまま。あの時のまま。なにのお告げかと思っちまうけどね。なんだかね。懐かしい気持ちになる。

 

 

 


先日、夢に出てきたのはね。中学生の時、同じクラスにいた良太(あだ名)だ。良太はどこかから転校してきてね。同じクラスになった。確かね。両親が離婚をしてね。母親と引っ越してきたんだ。


良太とはね。特に仲が良かったわけではなかった。ただいつも一緒にいるメンバーの中でね。良太がいつの間にか入っていてね。皆んなと一緒に遊んでた。


良太は少しネジがズレた奴だった。馬鹿だった。漢字が読めなかったのをよく覚えてる。国語の授業でね。良太が教科書を読まされるとね。小学2年生くらいでも解りそうな漢字も読めなくてね。いつも笑われていたっけな。おぃらも馬鹿だったけどね。良太のおかげでね。おぃらの馬鹿さ加減が半減されちまってね。変な嫉妬心を抱いちまったもんだ。

 

 

 

 


中学を卒業するとね。良太とは別々の高校に行ったからね。ほとんど連絡を取ってなかった。高校3年生のある日。たまたま良太と会ってね。何年かぶりに話をした。良太とはその頃好きだった音楽が一緒でね。なんとなく。たまに会うようになった。良太の家に行ってね。CDを聴いて音楽について語ったりね。プリクラを撮ったりね。たいした事はしてねぇけどね。なんとなく。たまに会っていた。

 

 


高校を卒業してからもね。たまに会っていた。良太は車を買ってね。よくドライブに行ってたな。良太の車の中のBGMはいつもORANGE RANGEだった。それだけはよく覚えてるのにね。あの頃、良太が何をしていたのか。学生だったのか。社会人だったのか。そんな事もね。今は思い出せない。ORANGE RANGEだけがリアルだ。


心友の光(あだ名)やグチ(あだ名)と遊ぶ時もね。よく良太を誘ってた気がする。カラオケで朝まで暴れ回ってね。トランプで負けたらウォッカ一気飲みしたりね。クダらねぇ事ばかりしてたっけな。
良太は確か。確かどこかに引っ越していった気がする。記憶の中だとね。突然、いなくなっちまってる。はっきりとは思い出せないけどね。最後に会ったのもね。最後に連絡を取ったのもね。随分前だ。今頃、何してっかな?

 

 


良太。馬鹿だったけどさ。一緒にいてね。楽しかったよ。なんで連絡先も解らねぇんだろう。なんで誰も連絡先が解らねぇんだろう。元気にしてっかな?馬鹿だったけどさ。飾らないお前がね。今思えばね。安心できたのかもしれねぇ。こんな事伝える事もできなかったけどね。あの頃。同じ時間を共有してくれてありがとな。CD沢山くれてありがとな。

 


お前がおぃらの事をどう思ってくれてたのかは解らねぇけどさ。お前の夢にもさ。たまにおぃらや光達が出てきてくれたらいいな。お前の家に行くとお前のお母さんがいつも「また来てね」って言ってくれてたのがね。凄く印象に残ってる。お母さんも。元気だといいな。

 

 

 

 


そんな良太と遊んでた頃。1人の女の子と出会った。続きはまた次回。


今日のお薦めBGM=ザ・マスミサイル「君がいてくれてよかった」

 

 

 

 

CROWS

皆さんこんにちわ。特に。特にそこのあんた。腐った目をしたあんた。腐った拳をしたあんた。腐ったハートを持ったあんた。そんなあんたよりもね。腐りきったクソ野郎。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。にゃんにゃん。

 

 

 

息ができなくなる夜。孤独に押し潰されそうになる夜。そんな。そんな夜をね。何度も。何度も越えてね。生きてる。時に現実はね。本当に。本当に残酷でね。見たくもない景色。汚い景色。真っ黒な景色をね。何度も。何度も見せつけられたりするけどね。それでも生きてしまう。「死んでしまおう」。そんな夜をね。そんな夜を何度迎えてもね。生きてしまう。おぃらは死ぬ勇気もない。弱虫だ。汚い景色にね。心が負けちまう。弱虫だ。

 


「死にたい」。

 


そんな悲痛な言葉をおぃらに向けてくれたあんた。あんたの哀しみ。あんたの傷はね。一生。一生癒える事がないのかもしれない。それでも。それでもあんたは今を生きている。「死にたい」と心から。心から思った夜を乗り越えてね。生きてる。「死なないで」なんて言わないよ。生きている方がきっと大変だ。きっとね。苦しい事ばかりだ。

 

 

こんな話を聞いた事があるんだ。人間はね。産まれた時はね。どいつもこいつもね。100なんだ。100パーセント。完璧な心。何もない心で産まれてくるんだ。だけどね。生きて行くうちにね。苦しんだりね。哀しんだりね。傷付いたりね。そんな事を繰り返してね。人間はね。だんだん。だんだん。90。80。70。60。50。40。30。20。10。そんな風に心を無くしていくんだ。自分を無くしていくんだ。だからね。皆ね。無意識にね。嘘をついたりね。バリアをはったりね。自分を飾ったりしてね。数字が減らない様にね。自分を守るらしい。

 

 

そしてね。数字は減ってもね。増える事もあるらしいんだ。それはね。それはね。愛なんだ。家族との愛。友達との愛。恋人との愛。どんな。どんな愛でもいい。本当の。本当の愛をね。感じた時。人はね。人は強くなれるんだ。

 

 


おぃらはね。「死にたい」と嘆くあんたにね。「死なないで」なんて言えないよ。だけどね。だけどね。一緒に。一緒に。もう少し頑張ろう。もう少し頑張ろう。おぃらもね。もう少し。もう少し足掻いてみるよ。

 

 

 

誰が死んだ。誰が二股した。誰が年の差婚をした。政治。経済。社会。常識。クダらねー。クダらねーよ。そんな事どーでもいい。そんな事どーでもいいんだよ。ブラウン菅から液晶画面になってもね。中身は対して変わりゃしねー。そんなクダらねー事なんかよりね。あんたが笑った事。あんたが哀しんだ事。あんたが生きている事。おぃらにはね。それがね。それが何よりね。大切なんだよ。

 

心が壊れちまう前に。

全部。全部。ぶっ壊してやる。

心が無くなっちまう前に。

全部。全部。黒く塗り潰してやる。

 

今日のお薦めBGM=絢香「はじまりのとき」