独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

from ラウド・コール

皆さんこんにちは。特に心の腐ったあんた!!心配すんな!!おぃらの方が腐ってるからよ!!寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。にゃんにゃん。



今日はおぃらの曲「ラウド・コール」についてだ。

 


「ラウド・コール」ってのはね。九官鳥やオウムの鳴き声の事なんだ。九官鳥やオウムはね。普段、特に縄張りを持たずに群れで生活しているらしい。だけどね。繁殖期になるとね。夫婦で行動をするんだと。沢山の夫婦がね。沢山いる群れの中で生活するからね。他の鳥達が多すぎて自分の相手がどこにいるのか解らなくなっちまうらしい。その時、使われるのがね。「ラウド・コール」なんだとさ。
鳥達にとっては合言葉みたいなモンでね。相手の鳴き声をそっくり真似してね。相手に返すんだと。お互いに真似しあうことでね。相手の存在を確認してね。相手の位置を知ったりするんだってさ。九官鳥やオウムが人間の声真似をするのもね。彼等は人間を仲間だと思っているらしいんだけどね。何回も同じ言葉を聞くとね。それが「ラウド・コール」だと勘違いしてね。人間の声を「ラウド・コール」の代わりに発するんだとさ。

 


当時。この話をなんとなく聞いたおぃらはなんだか感動した。凄いな-。失恋真っ盛りのおぃらはね。別れた彼女に伝えたい想いでいっぱいいっぱいだった。「好きだよ」。「愛しているよ」。「ここにいるよ」。「待っているよ」。彼女に毎分。毎秒。「ラウド・コール」を飛ばしていた。

 

おぃら達も普段から「ラウド・コール」を使っていた。

「好きだよ?」

「私も好きだよ」

「一緒にいてね?」

「一緒にいるよ」

お互いの気持ちを確かめ合っては気持ちを確認する。気持ちは君にあるんだよ。こんなにも好きなんだよって確認する。そんな事を繰り返していた。
だけどね。どちらかの気持ちが離れちまえばね。「ラウド・コール」は成立しない。答えが返ってこないとね。「ラウド・コール」は成立しない。だけどね。それでもね。返ってくる事を信じてね。メロディーにのせて届けてぇと思った作った女々しい曲だ。

 

女々しくて~
女々しくて~
光を浴びて~
女々しくて~
女々しくて~
恋の歌歌って~
女々しくて~
女々しくて~
辛いよ~

なんだか今、頭の中に流れてきやがったよ。畜生。



鳥が存在を知らせる為に鳴くようにおぃらは存在と想いを知らせる為に鳴いた。ゴールデンボンバーに負けないくらい女々しく鳴いた。

「僕はここにいるよ」。

小さな頃から寂しい。寂しいと嘆いたいたおぃら。だけどね。「寂しくない」と言う気持ちを知ってからの孤独はね。本当に孤独なんだと知った。気持ちを伝えられる人がいてね。解り合える人がいてね。愛し合える人がいてね。「ラウド・コール」ができていたのにね。そんな人を失った時。本当の孤独を知った。



あんたには今。大切な人はいますか?失わないように。大切にしておくれ。大切に想いを伝えてあげておくれ。後悔する。おぃらみて-に腐らねぇように。後悔しないようにしてくれ。




僕の存在を誰か見てよ

僕の声を誰か聴いてよ

確かにここにいるはずなんだ

僕はここにいます

ラウドコール

 

今日のお薦めBGM=Yellow Studs「さえずり」