独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

チャオベーに捧ぐ

Septemberをお楽しみのあんた。腐った目をしたあんた。こんばんわ。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。にゃんにゃん。



おぃらのペット。チャオベー(ハムスター)。正式名称。チャオツー。実はチャオベーは2匹目。前にここで書いたチャオベーとは違うチャオベーだ。
3年くらい前かな-。衝動的にハムスターを買ったおぃら。本当はね犬だとかね。猫が欲しかったんだけどね。一人暮らしでね。家に帰らない日もあるおぃらには無理だ。そこでね。あまり手もかからないでね。可愛いい。可愛いい。ハムスターを飼う事にした。チャオベーが何故チャオベーと言う名前になったのか。

 

前にも話したけどね。本当はね。名前はチャオズにするつもりだったんだ。だけどね。チャオベーを買った次の日にね。親友の真基(あだ名)がね。おぃらに結婚の報告をしてきやがったんだ。そんな喜びと寂しさに揺れながらね。これはね。何か運命的だと思ってね。真基の奥さん。真由美(あだ名)の実家が営んでいるお店。「十兵衛(ジュウベエ)」のベエとね。チャオズを足してね。チャオベーになったんだ。




今年の2月。家に帰るとね。電気をつけるといつも起きて「お帰り-」「お帰り-」とカラカラ回り出すチャオベーが家の中から出て来なかった。異変を感じたおぃらがチャオベーの部屋を開けてみるとね。そこにはチャオベーが静かに横たわっていた。触ってみるとね。チャオベーの体は硬直してね。冷たくなっていた。亡くなっていたんだ。



おぃらはね多大なるショックを受けた。

 

チャオベー。

 

ごめんよ。

 

ごめんよ。

 

ごめんよ。

 

チャオベー。



ハムスターの寿命は短い。チャオベーはね。きちんと寿命を全うしてくれたんだと思う。確かにね。亡くなる1ケ月前くらいからはね。毛が抜けたりね。なんだか元気もなかったしね。ある程度ね。覚悟はしていたんだ。

それでもね。安らかに眠っているチャオベーを見るとね。もっと遊んであげたら良かったな・・・。もっと美味しい餌を食べさせてあげたら良かったな・・・。そんな思いがね。頭ん中を廻り廻っていた。

 


チャオベーが亡くなった何日か後。真基からメールが来た。「報告」と言う題名だった。その題名だけでね。すぐに解った。真基にね。待望の赤ちゃんができたんだ。チャオベーが亡くなったとほぼ同時に赤ちゃんができた事が解った。これはね。やっぱり何か縁がある。それからね。おぃらは真由美に会う度にね。真由美のお腹を見てね。チャオベーっと呼んでいる。




チャオベーが亡くなってからもね。チャオベーの家はね。同じ場所にずっと置いていた。それがまた寂しくてね。寂しくてね。チャオベーがいるような気がしてね。仕方がなかった。家に帰るとね。ついついチャオベーがいる様な気がしてね。「ただいま!!」と言ってしまうけどね。チャオベーの部屋は空っぽでね。カラカラカラカラ音が鳴る事はなかった。




それから2ケ月くらい。チャオベーなしの生活を送っていたおぃら。たまたまチャオベーを購入したお店にフラッと立ち寄った時。なんとセール中。通常1400円のハムスターがね。20%OFFで1000円になっていた。これは買わないとと奮起する。おぃらは新しいハムスターを購入した。

 

名前はね。いろいろ考えたんだけどね。2匹目って事でね。チャオツーに決定した。3匹目はチャオスリー。4匹目はチャオフォー。そんな感じで行こうと決めました。だけどね。結局はね。チャオベー。チャオベーって呼んじまうんだ。



新しいチャオベー。まだ若いからなのかね。凄く元気だ。元気すぎる。少し近づいただけでね。チャオベーはピョンピョンと跳び跳ねてね。「遊んでくれ-」「遊んでくれ-」と暴れやがる。

 

そんなある日。家に帰ると・・・。
続きは次回。

 

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