独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

空に溢れる愛の詩

皆さんこんばんわ。風俗嬢の皆さんこんばんわ。最近は思わず道路の真ん中で素っ裸で発狂しそうになる毎日をおくっています。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。にゃんにゃん。



なんだか急に暑くなっちゃって困るよ。今日。久しぶりにおぃらのクソ愛車を掃除したんだけどね。愛車がピカピカになるにつれてね。おぃらは汗まみれで汗臭くなっていきやがる。汗まみれのまま煙草を吸って一息ついた。愛車の黒いボディの光沢を眺めるとね。ピカピカのボディには空が映っていた。今日は太陽が眩しすぎるくらいに照りつけてね。青空が空のキャンパス一面に広がってやがる。あーきっと。きっと天の川も明日はとても穏やかな水が流れているんだろうなー。1年に1度。364日を寂しく過ごしてたった1日を愛の中で生きる。そんな切ないけど美しい愛の中で生きている2人がいるのならね。おぃらはこの汗まみれになる程の暑さも我慢するよ。例えそれが。例えそれが夢物語だとしてもね。素敵だもん。





何かの本で見たんだけどね。実は彦星には他に奥さんがいて子供がいるらしいんだ。彦星と織姫はね。昔、結婚をしようとしたんだけどね。両親に猛反対されちまってできなかったらしい。そしてね。2人は離れ離れにされちまってね。1年に1度だけ会うのをね。やっと。やっと許して貰ったんだと。でもね。彦星はね。1人ぽっちに耐えられずにね。他の人を愛してね。結婚しちまったんだとよ。
だけどね。毎年。1年に1度だけ。1年に1度だけね。七夕の夜に2人は会っている。彦星はね。結婚しちまった事を織姫に隠していたんだ。もしかしたらね。言えなかったのかもしれないよ。それは駄目な優しさからかもしれない。間違った愛かもしれない。だけどね。だけどおぃらにはね。彦星の気持ちが少しは解るよ。

 

 

 

でもね。実は織姫は彦星が結婚している事を知っているんだとよ。知っててね。知ってて知らないフリをしてね。七夕の夜には愛を確かめ合ってたんだろうな。たぶんね。織姫は彦星を本当に愛していたんだ。失いたくなかったんだ。誰よりも愛してる。誰よりも幸せになってほしい。織姫はね。きっと沢山。沢山悩んだと思うよ。そしてね。織姫が出した答えはね。彦星にはね。幸せになってもらいたい。結婚のできない自分。1年に1度しか会えない自分はね。きっとね。寂しい思いをさせちまう。辛い思いをさせちまう。だからね。彦星の結婚を許したんだ。そして年に1度だけ会ってね。彦星に愛を貰える事を幸せだと感じているんだと思う。



これは本当の愛なのかな?これは真実の愛なのかな?そんな事。おぃらには解らないよ。彦星と織姫も。ロミオとジュリエットも。どの愛もね。本当の愛なのかなんてね。解らない。ただね。ただ間違いなくね。輝いている。ハッピーエンドじゃなくてもね。間違いなく素敵だと思えるもん。



おぃらが先に行くのは天の川か三途の川か。このままだと三途の川に放り込まれちまいそうだぜ。畜生。

 


明日は七夕だ。短冊に願い事を書かないといけない。「ドラゴンボールが欲しいです」。「デスノートが欲しいです」「独りでも生きて行ける強さが欲しいです」。願い事は沢山あるよ。だけどね。だけどね。織姫もね。彦星もね。サンタクロースもね。何1つ願いを叶えてなんかくれない。それならね。それならね。それならせめてね。せめてガソリンと煙草をこれ以上高くしないで下さい。お願いだよ。



家のベランダから。電車の車窓から。校舎の中から。帰り道の坂道の上から。アスファルトとの上から。どこからでもいい。ふと空を見上げた時。空のどっかにある天の川には愛し合う2人の愛が溢れている事。真実の愛が溢れている事を祈ってる。お伽話でもね。夢物語でもいい。綺麗事じゃなくてね。本当の愛。真実の愛がそこにあればいいなー。

 

真実の愛だけを見ていたいな。

 

今日のお薦めBGM=鴉「待っていてください」