独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

そこから見える景色

皆さんこんばんわ。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。今日もクダらないおぃらのクダらない言葉をクダらないあんた達に最後まで聴いていただければ不幸中の幸いです。にゃんにゃん。



 

おぃらには甥にあたる未望(仮名)と功盛(仮名)がいる。こいつらの可愛いさと言や-堪らねぇ。2人はいつもおぃらを見付けるとね。すぐに飛び付いて来て離れない。

その笑顔には何の悪意も無い。純粋におぃらを好きでいてくれてね。おぃらの側に来てくれるんだ。おぃらはそれが嬉しく嬉しくてね。可愛くてね。どんなに疲れててもね。2人を離したくはなくなっちゃう。

 

嘘だらけでね。悪意だらけのこの世界。「好きだよ」と言ってくれる奴さえ簡単に信じる事はできない。そんな世界。なのにね。なのに子供の純粋無垢な笑顔だけはね。おぃらの心のバリアをね。簡単に。簡単に破っちまう。保母さんが羨ましいなー。

 


先日。久しぶりに2人に会った。こんなに長い間会っていなかったのにね。2人はおぃらを忘れずにいてくれた。好きでいてくれた。こんなに嬉しい事はないよ。春を迎える度に大きくなっている2人。最初会った時にはあんなに小さかったのにね。未望はもう中学生。功盛は小学6年生だ。2人がいつまでも。いつまでも変わらずにね。おぃらを好きでいてくれたらいいけどね。もう未望を抱っこしちゃうとね。セクハラになっちまう。そのうちね。未望にね。「超キモ-イって感じ~」とか言われちまったらどうしよう。おぃらきっと悲しくて寝れないよ。何度。何度春が来てもね。2人が変わらずに。変わらずにおぃらを好きでいてくれますように。

 


こんなに愛しくて。愛しくて堪らない。おぃらの未望。凄く真面目な女の子。今どきの子ってよりもね。少し大人しい子。そんな未望がね。学校でね。同級生と上手くいってないと言う噂を聞いた。登校拒否みたいになってたみたいだ。おぃらは未望に何もしてやれね-。未望はね。おぃらにそんな話をしてくれるはずもないしね。学校にのりこんでやりて-くらいだけどね。おぃらがしてやれるのはね。おぃらはずっと味方だってね。ずっと変わらね-って。ずっと大好きだってね。解らせてやる事くらいだ。中学生になってね。携帯電話を買ってもらった未望とはね。アドレスも交換したんだ。これからはね。たまに。たまにメールをしてみよう。何でもね-内容でもね。メールをしてみよう。




学校という小さな檻の中。おぃらは大嫌いだった。息苦しくてしょ-がなかった。あの檻の中で生きて行くにはね。真面目なだけじゃ駄目だったりね。悪いだけじゃ駄目だったりする。檻の中にいないと見えない景色も沢山ある。だけどね。世界は広い。檻の中を抜け出せばね。きっと。きっと素敵な景色が沢山ある。いろんな景色を見て欲しい。汚い景色も沢山ある。見なくてもいい景色も沢山ある。だけどね。沢山の景色を見て欲しいな。世間知らずな馬鹿野郎。小さな世界でしか生きていないクソ野郎にはならないで欲しいな。






今。これを読んでいるあんた。あんたのその腐りかけた目に。その汚い目に。今、何が見えますか?どんな景色が見えますか?この世界がどんな風に映っていますか?

 

僕はね。僕はけっして順風満帆な人生を送っているわけでもね。愛に満たされているわけでもね。幸せなわけでもないよ。だけどね。だけどね。僕の腐り果てた目ん玉からね。見えていた荒廃した世界。薬で誤魔化してばかりのね。擦れた景色をね。僕はどーにか変えてやりたい。どーにかぶっ壊してやりたい。こんな僕自身をね。こんな僕の世界をね。どーにか変えてやりたいと思う。挑戦しなきゃ。失敗ばかりだけどね。前に進む事。僕はね。僕はね。自分で道を切り開いて行かないとね。いけない。逃げてるだけじやね。何も変わらないもんね。

 

解ってる。解ってるよ。ちゃんと解ってる。変わらないとね。強くならないとね。正々堂々とね。立ち向かはないと。孤独もね。闇もね。病気もね。受け入れないと。僕の腐った目にもね。見えるんだ。未来を見たりするんだ。君達の笑顔。本当にいつ死んでもいい。だからね。僕がね。死ぬであろうその瞬間までね。僕は戦わないと。あんたもね。あんたも一緒に頑張ろう。消えたいと思うなら。死にたいと思うなら。変わりたいと思うならね。一緒に頑張ろう。

 

未望や功盛に恥じない生き方をしないと。

 

今日のお薦めBGM=FACT「slip of the lip」