独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

レイニーメニーレイニー

皆さんこんにちは。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。昨日から降り続く大雨。外に出ると煩わしいのにね。家の中にいるとね。なんだか落ち着く。こんな日はギターを片手に歌でも唄いたくなるのにね。ギターをたいして弾けません。こんな日はワインでも片手にクラシックでも聴きたいのにね。ワイン飲めません。クラシックなんて聞きません。どーしよーもないからね。今日は携帯電話を片手にポチポチ書きます。

 


ゴールデンウィークにはグチ(あだ名)と会ったり。光(あだ名)や真基(あだ名)なんかと一緒にいたおぃら。光が移植手術前に少しだけ仮退院をさせてもらう事ができた。いつもと変わらねぇ。一緒にいてもクダらない事をするばかり。
Wiiを買ってね。皆でWii sportsをしたりね。鳥肉パーティーをしたりね。楽しかった。光が白血病だなんてね。信じられない気持ちになる。だけどね。光は体調がだんだんと悪くなってきたのかね。元気がなくなっちまってね。やっぱりね。やっぱり病気なんだと思い知らされた。
次の日もね。光の病院に真基と行ってね。クダらねー事を3時間近く話していた。森川(あだ名)の話。ワンピースの話。本当にね。クダらねー事ばかりなのにね。楽しい。光はまた戦いが始まる。光が負けちまいそうな時。何かが伝わればいいな。光が孤独を感じた時。鶴や色紙達が光の力になればいいな。



病院の帰り。待合室で泣いている女の子を見た。きっと。きっと彼女の大切な人に何かがあったのだろう。何かおこってしまったのだろう。あんな顔を見てしまうとね。自分が情けなくなる。力の無い自分がね。悔しくなる。誰でもいい。誰でもいいからね。彼女の涙を拭ってあげて。支えてあげて。雨なんかに負けない様に。

 

そして。おぃらは病院のトイレに行った。トイレをすませて流すボタンを押そうとしたらね。間違って「呼出」ボタンというのを押してしまった。トイレの中から大音量の警報が流れ出す。おぃらはトイレを流してからね。慌てて逃げ出した。「怒られる-!!」。警報を聞いてね。きっと病院の人がトイレに行ったんだと思う。申し訳ない。忙しいのにさ。ごめんなさい。おぃらはまた。自分が情けなくなる。誤る事もできない自分がね。悔しくなる。



光が白血病だと解ってからのね。2ケ月半。たった2ケ月半の間にもね。いろんな事があった。出会いもあればね。別れもあった。鶴を15000羽。色紙作ったりね。忙しかったけどね。充実していた。

ある女の子にね。こんな事を言われた。「それだけ忙しかったら全然寂しくなかったでしょ?」

寂しくないわけがない。それは違うでしょ。それは違うでしょ。僕はね。僕は別にね。毎日。毎日。楽しくしょーがなくてね。忙しかったわけじゃないよ。1番の心友がね。ずっと一緒にいる心友がね。命をかけてね。戦っているのにね。寂しくないわけないでしょ。不安でしょーがねー。毎日。毎日。怖くてしょーがねー。

負けるな。光。負けるな。俺。
悪意の無い悪意のある言葉なんかにね。孤独を感じる事はあってもね。もう振り回されたくはない。

 

今日のお薦めBGM=Base Ball Bear「星がほしい」