独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

挑戦者達(2)

皆さんこんにちは。寂しがり屋日本代表のKUSOGAKINGです。

 


人生とは。おぃらの人生とはね。常に挑戦する事。挑戦し続ける事こそね。おぃらだと思う。変われっかな?成長できっかな?強くなれっかな?解らないけどね。恐いけどね。生きているかぎりね。いろんな事に挑戦し続けてやろうと思う。

 


先日。知人の付き添いで始めて裁判所への出頭へと挑戦したおぃら。よくTVや映画なんかで見るあれだ!!裁判所は思ってたよりも小綺麗でね。裁判をした場所はね。思ってたよりも狭かった。だけど。だけどなんだかね。独特の雰囲気が。独特の空気が裁判所には流れていた。


平日なのにね。裁判所のスケジュールはぎっしりでね。知らないだけでね。裁判なんて沢山行われてるんだな。すれ違う裁判官だと思われるおっさん達もね。どこか品のあるおっさん達ばかりだ。なんだかまったく違う種類の人間に感じちまう。

 

知人の裁判が始まるとね。おぃらは傍聴席へと座り裁判の様子を見ていた。真ん中には裁判官。左右には弁護士。そして人の事を原告と被告などと呼びつけていやがった。「静粛に!!」。裁判官の喋り方は映画なんかで見るままだった。

あまり詳しくは書けないけどね。裁判はおぃらの知人が原告。相手の馬鹿が被告。原告は見るからに頭の悪そうな夫婦(30代後半)。法廷での発言もよく意味が解らなかった。あんな大人にはなりたくないなー。小さな裁判だったけどね。この経験はきっと大きい。もしも。もしもおぃらがね。何か裁判をするような事があったらね。きっと活かせる。だけどね。できればもう裁判所には行きたくねぇー。




昔。おぃらが20歳か21歳の時だ。友達の家にね。友達のお母さんの元彼という馬鹿野郎(50歳くらい)がね。金を貸せとやってきてね。拒否するとね。家の前で大声で怒鳴り散らしてね。家に火をつけると脅していた。警察に連絡してもね。何か起こってからでないと動けないとね。ふざけた事をぬかしてやがった。
そこでおぃらはね。仕事を早退してね。友達の家に行った。怒鳴り散らす男に「止めてください」と言うとね。男は逆上しておぃらに殴りかかってきた。殴られはしなかったけどね。缶のようなものを投げつけられたおぃらはひらめいた!!
気持ちを落ち着かせて。冷静に。悟られない様に。おぃらは挑戦した。「お前は関係ねぇだろーがー!!」と叫ぶ男におぃらは何を思ったか「自分は弁護士の卵です」と嘘を付いた。そしてね。馬鹿な男はね。それを間に受けていた。「警察に通報するか。ここには二度と来ないと念書を書くかどちらがいいですか?」と問いただすとね。馬鹿な男は怒鳴りながら念書を書いた。そして拇印を押させてね。「今度少しでもこの家に近づけば法的措置をすぐに取らせていただきます」とおぃらはまるで別人の様に男に言い放つとね。男は文句を言いながら帰って行った。


あの日の事はね。今も鮮明に覚えている。男が馬鹿だったから良かったけどね。当時のおぃらはね。よくあんな事をやったもんだ。友達の前ではね。冷静に冷静にしてたけどね。心の中はね。心臓が今にもね。すぐにでも飛び出しそうだったのを覚えている。だけどね。何とかしてあげなくちゃ。何とか守ってあげなくちゃ。そんな気持ちがね。あの日の機転を取らせてくれた。裁判所に行くのもね。弁護士を演じるのもね。挑戦だとしてもね。もう勘弁しておくれ!!

 

今日のお薦めBGM=Chicago Poodle「桜色」