独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

BLUE DAYS

待ちに待ったサッカーW杯が開幕。サッカーに興味がない人からしたらね。きっとどうでもいい事なのかもしれない。だけどね。サッカーが好きな人にはね。これ程の楽しみはない。これ程の嬉しい時間はない。4年間。ずっと待ってたんだ。明日は日本戦。楽しみだなー。皆と一緒に見れたらいいなー。




忙しい毎日の中でふと我に帰るといつも思う。「このままじゃいけねぇ」。「このままじゃ駄目だ」。朝から夜中まで。頑張って。頑張って働いていてもね。納得ができない。自分が許せない。このもどかしさは辛い。本当に辛い。だってね。自分の事はね。自分が1番よく解っている。例え周りからね。「君は頑張っているよ」と称賛の声を与えられてもね。自分自身がね。自分に納得がいかなければね。何の意味もない。ただ単にね。毎日毎日仕事をこなす。忙しい毎日を過ごす。そんな毎日にはね。ヘドがでちまう。

 


道なんてね。自分で切り開くモノ。状況なんてね。自分でぶっ壊して行くモノ。誰よりも頑張っていないと駄目だ。誰よりも努力していないと駄目だ。そうやってきた。そうやってね。なんとか這いつくばってきた。しょせん1人。しょせん独り。自分の事に関してはね。自分で何とかしないといけない。解ってる。全部。解ってる。だけどね。だけどね。そんなに強くない。僕はね。そんなに強くない。壁にぶち当たった時。疲れ果てた時。やっぱりね。誰かを求める。



「助けてほしい」。



「支えてほしい」。



誰かに寄りかかりたくなる。そんな場所が欲しくなる。今の僕にはない。甘えられる場所。涙を流せる場所。いろんな経験だとかね。いろんな景色。この腐った目ん玉で見てきた汚い景色がね。僕を独りにする。

 


「好きだよ」。
「愛してる」。
「ずっと一緒だよ」。

そんな言葉が欲しいわけじゃない。そんな薄っぺらなモンじゃない。

 


友達。
彼女。
奥さん。
そんな形が欲しいわけじゃない。そんな形だけあってもしょうがない。

 


安らぎが欲しいだけ。温もりが欲しいだけ。安心が欲しいだけ。

 


皆に優しい僕。仕事を頑張る僕。頼りになる僕。いつも笑っている僕。それは僕?本当はね。叫んでる。マイクを握り締めた時の様にね。叫んでる。



「助けてくれ!!」



忙しい毎日の中。楽しい事。辛い事。我慢しなくちゃいけない事。頑張らなきゃいけない事。自分を押し殺す事。悔しい事。哀しい事。納得できない事。負けそうになる事。本当に沢山ある。

 

ある女の子にこんな事を言われた。「努力しないでも何でもできそうですね」。「普通にしてて人生、順調に生きていけそうでね」。凄く優しい笑顔で言われた。
薄っぺらい。あんたは本当に薄っぺらい。本当にね。薄っぺらい。彼女が見ているのはね。自分だけ。人をどう理解するかよりもね。人にどう思われるか。どう見せるかを考えている子。彼女の言葉はね。本当に薄っぺらい。だけどね。そんな薄っぺらい言葉にもね。傷付いちまう。畜生。

 

強くなりたい。頑張らなきゃいけない。僕はね。必死に生きてんだよ。毎日ね。戦ってんだよ。君にはね。君には何も見えないかい?僕が毎日。心から笑っている様に見えるかい?

 

僕は考える。できるかぎり考える。皆が笑っていられる様に。皆が幸せでいられる様に。だからね。だから誰か。僕の事を考えて。理解して。気持ちを押しつけるだけじゃなくてね。自分と同じ様に考えるんじゃなくてね。僕だってね。僕だってね。弱い。泣きたい時もあるんだ。




サッカー日本代表の皆さん。あんた達にはね。監督がいる。導いてくれる監督がいる。だけどね。導いてくれる人がいる事。いいな。おぃらは今日も独り。人生というピッチの上でクソッタレた人生を相手にゴールを目指します。にゃんにゃん。

寂しがり屋日本代表。
KUSOGAKING。

 

今日のお薦めBGM=藍坊主「マザー」