独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

High School Rock

荒れ狂うグラウンドの中をおぃらは走った。足を引きずりながら走った。白のランニングシューズで蹴るサッカーボールの感触が気持ちいい。冬空の下で汗を垂らしながらゴールに向かって走る。あと1歩。この1歩。そして今日も足をつった。激痛の中。他の皆の冷たい目を浴びながらおぃらはグラウンドの外に出た。サッカーは疲れる。

 


日本全国の寂しがり屋の皆さん。こんにちわ。愛に生きたいのに愛を失ってばかりの馬鹿野郎。KUSOGAKINGです。ごろにゃーご。
某サッカーチームでは毎回ただ1人。足をつってこの度めでたく足つりのレギュラーに選ばれました。そしてランニングシューズでサッカーボールを本気で蹴り続けたおぃらの足の指は血豆ができ。全身を筋肉痛が襲い心を寂しさが襲い財布の中を世界恐慌が襲いなんだか泣きそうです。にゃんにゃん。




世間では卒業シーズン。昨日。車の窓からふと覗くと卒業式を終えたであろう高校生達が満面の笑みで大勢で歩いていた。卒業。おぃらはこの言葉があまり好きじゃない。なんだか寂しいもん。なんだか切ないもん。何かが始まれば終わりが来る。必ずと言っていい程来る。おぃらはいつも永遠を望んじゃう。永遠を望んじゃうからかな。終わりが恐い。いつも恐いんだ。
卒業を迎えた若者達。心の中には不安と希望がきっと入り乱れてるんだろうな。おぃらもそうだった。学校が楽しかったからかな。高校生の時。卒業が近づくにつれてなんだか寂しくなった。なんだか言葉にできない感情が溢れてきた。けっして楽しい事ばかりではなかった。だけどね。だけど終わりを意識した時から時間は形を変えちゃう。不思議だなー。あれから何年もの月日がたった。高校生時代の友達なんて今はほとんど解らない。何をしているのか。どこにいるのか。名前も覚えてない奴ばかりだ。おぃら自身。高校生の頃の自分なんて捨てたつもりだからね。それでも最近。祐輔(あだ名)やモモ(あだ名)と一緒にいるとあの頃が懐かしくてたまらなくなる。

 

学校と言う檻。校則。人間関係。全てがクダらなく思えた。全てがしょーもなく思えた。だからおぃらは3年間。学校に行く時。門から入らずに校庭のフェンスを越えて学校に入った。修学旅行にも行かなかった。小さな反抗。だけど必死だった。必死だったんだ。檻から抜け出したくてね。広い世界で生きていたくてね。

学校と言う檻の中を抜け出してからおぃらは自由になった。自由になったけどね。それはけっして楽な事ではなかった。全てが自分次第。沢山の道の中をどぅ進むか。全てが自分次第。
卒業。学校だけじゃない。いろんな事がある。いろんな事に出会いいろんな事からおぃら達は卒業をしないといけない。明日。会社が倒産するかもしれない。明日。恋人が突然死んでしまうかもしれない。明日。大地震が起きるかもしれない。いつその時が訪れるかなんて解らない。だからね。大切に生きたい。後悔しない様に生きたい。おぃらにはね。どうしても卒業できない事。想いもある。必死に生きてるよ。頑張っているよ。大丈夫。大丈夫だよ。今の僕を見てよ。本当の僕を見てよ。




モモ。祐輔。松田。和巳。コッケ。カスピー。カトゥー。中濱。耕大。新田。水筑君。安。佑治。佳孝。頼。卓兒。竜輔。テッチン。健路。マッポン。阿部ちゃん。岡。鬼。理子さん。明。田代。プーさん。奥君。安ちゃん。北久保。竹居ちゃん。出ちゃん。寺元。紀。重籐ちゃん。祥。笑ちゃん。鶴。和。田ちゃん。市っ君。奥さん。なっちゃん。千束。山口。八坂。甲木先生。皆川先生。平山先生。清美。

 

押し入れのダンボールの中に閉まってあった高校のアルバムを開けてみた。何年ぶりだろうなー。懐かしいなー。同窓会に呼ばれた事さえもないけどね。だけどね。どいつもこいつもありがとう。そして。さようなら。

 

今日のお薦めBGM=My Hair is  Bad「元彼氏として」