独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

SAW-SHII

この3ケ月あまり。本当にいろんな事があった。あんなにゆっくりと流れていた時間が。彼女と過ごした日々が。まるで全て幻だっかのように思える。今は明日の事さえも解らない。毎日を必死に生きています。いつか心から笑える日がまた来る事を信じて必死に生きています。どうか彼女が今。おぃらの隣にいた時よりも幸せそうに笑っていますように。本当に笑えていますように。




皆さんこんばんわー。日本のゴキブリ。KUSOGAKINGです。繁殖能力はまったくありませんが存在がもはやゴキブリです。ゴキブリホイホイに吸い寄せられる事はありませんが綺麗なお姉さんの甘い言葉には簡単に吸い寄せられます。おぃらを殺したければまずは綺麗なお姉さん連れて来い!!にゃんにゃん。




2ケ月くらい前。真夜中に救急車で病院に運ばれた。親友の光(あだ名)と真樹(あだ名)と一緒にいる時。過換気症候群(過呼吸)になっちまったおぃら。体全体が麻痺して苦しくて苦しくて堪らなかった。涙を流しながら病院のベッテに横たわりながらおぃらは叫んだ。

「殺してくれ!!」

「殺してくれ!!」

 

 


今まで何度も「死にたい」と願う夜はあったけどね。ここまで「死にたい」と強く思った事は無かった。おぃらは人目をはばからず彼女の名前を何度も何度も連呼しながら泣いていた。病院に来ても何も変わらない。ここで泣いていても何も変わらない事は解っていた。おぃらはただ彼女の温もりを感じたかった。彼女じゃないとおぃらを救えない事は解っていたもん。

 

その日。光と真樹は朝までおぃらの側にいてくれた。文句の1つも言わずに優しく微笑んでくれていた。真樹なんて寝らずにそのまま仕事に行ったんだよ。おぃらと彼女の事を1番知っている2人。2人の存在は本当に大きかった。おぃらは2人に本当に救われたんだ。面と向かっては恥ずかしくて何も言えやしないけどね。おぃらは2人には心から感謝しているしね。大好きなんだ。2人の為なら保証人にもなっちまうかもしれねぇなー。いつか恩返しがしたい。心から「ありがとう」ってね。「2人のおかげでおぃらは幸せになれたんだよ」ってね。いつか面と向かって言える日が来たらいいな。




次の日。病院の先生の紹介でおぃらは専門の精神病院に行った。どんな薬を飲んでも普通に生きられる様になるわけではない事は解っていた。それでも少しでも楽になれるなら何でも良かった。少しでも息ができる様になるなら何でも良かった。先生に洗いざらし話をした。おぃらは自分がなんで弱いのか。何が原因で弱くなったのか。全部、解っていたから。先生にちゃんと話をした。いろんな事を調べた結果。おぃらは病気だった。自律神経失調症社会不安障害。対人恐怖症。うつ病。いわゆる精神病。自分が精神病であると言う事は解ってはいたけど先生の口から出る言葉を聞いておぃらは少し楽になれたんだ。病気かもしれない。だけど結局は自分が悪い。自分が弱いのが悪い。ずっとそうやって自分を責めてきたから病気と割り切ってくれた先生の言葉は嬉しかった。


あれから2ケ月以上。おぃらは毎週病院に通っている。睡眠薬や安定剤なんかを毎日何個も何個も飲んでいる。飲んでいないと息ができない。食べる事も寝る事もできない。薬を飲んでもおぃらの病気は治る事はないけどね。抑える事はできる。誤魔化す事はできる。今はそれでいいと思う。彼女と言うかけがえのない存在。おぃらにとってたった1人心を許せた存在。彼女と一緒にいる時だけおぃらはおぃらでいれた。そんな存在を失ったおぃらが今、心休まる場所も「生きていていいんだ」と思える瞬間も誰かに必要とされていると感じられる事もない。だけどね。だけどおぃらは死なずに生きている。「幸せ」になれるかなんて解らないけど生きている。彼女とはもぅ会う事も話す事も何もできない。彼女が寂しい時にもおぃらは何もしてあげられない。だけど神様。おぃらを不幸にしたのならせめて彼女を幸せにしてあげてください。せめて彼女の笑顔を奪わないでください。それならおぃらはこの苦しみも。この孤独も喜んで受け入れるよ。

 

今日のお薦めBGM=藍坊主「鞄の中、心の中」