独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

優しい音

昼間の公園のベンチから僕はキャッチボールをする家族を眺めながら今これを書いている。本当に羨ましい。今はなんだか涙が込み上げてくる。どうしてだろう。子供の楽しそうな笑い声が耳に痛い。最近おぃらは無音の中で過ごしている。車の中でも何の音楽もかけないしね。何も聴かない。目障りな言葉。無責任な言葉。否定の言葉。愛の無い愛の言葉。何も聴きたくない。どんな時も音楽だけはいつも側にあったのに今は音楽さえ無い。頭の中に浮かぶメロディーは明るい音でも優しい音なくなんだか哀しい音ばかりだ。いつか言われる別れの言葉が聞こえない様に心だけじゃなく耳も塞いだんだ。




誤魔化しながら生きてみても現実は何も変わらない。それでもそうする事でしか生きれない。そんな弱い自分が本当に嫌だ。助けて。助けて。心の中でずっと叫んでいてもね。誰も助けてくれないのは解っていた。それが現実。それが今の僕の世界だもの。
そのうち息が出来ないのも当たり前になると思う。ご飯を食べたり布団にくるまって寝たりそんな事も普通にできない自分が当たり前になると思う。独りで生きていると言うのが当たり前になればきっと辛いだなんて思わなくなる。それが普通だもの。誰かと心の底から繋がれたいと思う事も無くなる。きっとただ誰かと一緒にいられるだけでもいいと思う様になるから。そこに真実の愛なんかなくても。求めてばかりのおぃらに神様はきっと罰を与えてるんだ。うん。それなら納得できる。それならこんなに辛い毎日もしょうがないんだと思える。




あんなに短く感じていた毎日が今はとてつもなく長い。なんだか時間がスローモーションの様に流れている。どうしたら普通に生きられるのかな?どうしたら普通に笑えるのかな?届かない心の声。僕を救えるのは君だけなのに。ただ抱き締めて欲しかったの。ただその温もりが欲しかったの。

携帯電話を変えた。だけど大切な人達には番号も教えていない。迷惑をかけたくないから。鳴らない事と鳴るはずがない事は違うから。不器用かもしれないけどこんな生き方しかできない。心を落ち着かせようといろんな事をしたけどどうも駄目だ。久しぶりに飲んだ睡眠薬は本当に気持ちが悪くて吐いた。こんな自分も優しい自分も嫌だ。僕が必要だと言ってください。僕がいないと死んでしまうと言ってください。嘘でもいいから。