独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

夏が歌ってる

今日最近ずっと伸ばしていたあご髭を剃っちまったおぃら。有ればムサ苦しくもあり無ければ少し寂しい。そんな切なさを噛み締めながら今日もここに意味の解らねぇ言葉を並べて行くさ!!








どいつもこいつも元気にしてやがるか?暑い暑い夏も終わりが近付いて来てやがる。
今年の夏は北極海の氷も過去最小になるなど猛暑が目立った。暑さの苦手なおぃらには辛い毎日だったよ。ただね。暑さと比例して薄着になっていく女の子達を見れるからおぃらは迷わずに嫌いだとは言えねぇな。畜生!!






先週ね。熱中症で関東の方に住んでいたある老人夫婦が亡くなっちまったらしいんだけどよ。電車の中で60代ぐらいのある夫婦がその亡くなった夫婦の話をしていた。

「可愛いそうだけどいい死に方だな」。「そうね」。「そんなに苦しまなかっただろうし一緒に亡くなれるなんて羨ましいわね」。

そんな話を淡々としていた夫婦。駅に着くと2人は手を繋いでホームへと出て行った。おぃらはなんだか凄くその夫婦を抱き締めてあげたくなっちゃった。
きっとね。2人は本当に愛し合ってる。一緒に死ねる事を「幸せ」だとそんな風に思える夫婦におぃらもなりたいと思った。



「死」と言う事は決して素敵なモンじゃねぇよ。喜ぶ事じゃねぇ。残されたモンは本当に辛いしよ。だけどよ。もしね。この夫婦が一緒に死ぬ事ができたらおぃらはきっとそんなに素敵な物語はないと思うよ。ロミオとジュリエットもそうだけどよ。愛し合う2人が一緒に死ねるなんてそんなに幸せな事はねぇのかもしれねぇな。








夏と言えば甲子園。どいつもこいつもハゲ頭で誰が誰だか区別がつかねぇような彼等は高校生にして日本中を感動の渦に包みこんでいた。

おぃらもより何個も年下の奴等の活躍を見ると「おぃらはいったい何やってやがんだ」なんて少し情けねぇ気持ちにもなる。彼等が必死にグラウンドをかけずり回ってる頃おぃらは女の子のお尻を追いかけ回している。彼等がTVの中から暑い気持ちを話している頃おぃらはワンルームマンションの部屋の中で誰にも聴こえねぇ歌を唄っている。




何をやってやがんだおぃらは。本当に情けなくなっちまうよ。
あんた達格好いいよ。ハゲ頭ばっかだけどよ。本当に格好いいよ。おぃら羨ましいよ。純粋にそんなに一生懸命になれるもんがあるあんた達がよ。あんた達が輝いた甲子園。おぃらにとっての甲子園はきっとライブハウスのスポットライトの真ん中だ。もぅ1度ね。ただ純粋に唄いてぇ。叫びてぇ。あんた達の汚ぇ汗まみれの笑顔があまりにも美しかったからよ。あんた達が奏でる夏のメロディーがあまりにも綺麗だからよ。そんな風に思っちゃったよ。畜生!!





夏よ。頼む。クーラーつけっぱなしで電気代が倍になっちまってんだ。甲子園も終わっちまった事だしよ。もぅ少しよ。もぅ少し涼しくなっておくれ。にゃんにゃん。



今日のお薦めBGM=ザ・マスミサイル「仲間のうた」