独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

男臭い酒臭い

皆さんこんばんわ。はたまたこんにちわ。KUSOGAKINGっす!!



先日、心友の光(あだ名)と翔(あだ名)と裸の密会を3人でしたんよ。夏にお祭りと言う名のシチュエーションを借りてイチャつく恋人共を尻目におぃら達3人は夜の街を彷徨った。
太鼓の音がうるさくて会話すらままならねぇ。浴衣を着たギャル共の可愛らしい姿に心打たれながら久しぶりに集まったおぃら達は居酒屋で男臭さと酒臭さの中で語り合ったよ。





昔話。仕事の話。女の子の話。いつも話す事なんて同じ様な事ばかりだよ。だけどよ。楽しい。楽しい。「あーこの空間よいつまでも無くならないでおくれ」。そんな風にいつも思うもん。



3人の中で誰が1番最初に結婚をするか。その議題について語り合っている時に春君がさり気なく嬉しい事を言ってくれた。
「結婚式するとしたら誰呼ぶよ?」と言う翔の何気ねぇ1言に春君は「この2人呼ばな誰呼ぶんだ」と言ってくれた。




おぃらはその言葉が妙に嬉しかった。この3人を特別視してくれてんだ。大切に思ってくれてんだ。そんな事を馬鹿騒ぎしながら考えてた。






翔はこの日、彼女と別れた。1年間付き合った同じ年の綺麗な子。やっぱりね。あまり元気のねぇ翔だけどよ。何よりも1番におぃらにその事を連絡して来てくれたんよ。それがおぃらは嬉しかった。





人の気持ちはどうしてこうも移り変わっちまうんだろうか。あんなに愛し合っていた2人。翔の部屋には2人で満面の笑みで笑っている写真が今も飾られている。こんなに幸せそうな瞬間があるのによ。どうして終わりは来るんだい?





しょうがねぇのは解るよ。だけどよ。恐いじゃねぇか。恐くなるじゃねぇか。一瞬だけでも世界で1番幸せだと思えるような愛と平凡だけど死ぬまで笑っていられるような愛。あんたはどっちが欲しい?





翔はね。強いよ。独りでも生きていける強さを持ってる。おぃらとは違う気がするな。翔は気持ちに嘘はつかねぇし自分の為に誰かを犠牲にしたりなんかもしねぇ。格好いいよ。
翔は彼女と別れる時いつも恐いくらい冷てぇ気がする。だけどよ。それも優しさなんだよな。変に優しくしてよ。気を持たせる方が相手には辛いもんな。





夏は男女で海行ったりよ。花火したりよ。BBQしたりよ。愛の芽生える季節だ。そんな季節にもおぃら達は男3匹で酒の中に気付かれねぇようにコショウ入れたりなんかして騒いでやがる。もぅいい大人なんだけどね。



女の子がいなくてもね。おぃらはこの空間がやっぱり好きだ。この空間がどうか無くなりませんように。

今日のお薦めBGM=マニラバ「上野駅