独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

from 歌が好き

おぃらにとっての歌という意味。

 

それを考えても意味なんてよく解らねぇ。

 

だけどね。

 

おぃらが生きると言う事を考えた時にやっぱり歌は外せやしねぇんだ。

 

歌が好きなんだ。







今日はおぃらの曲「歌が好き」についてだ。

この曲は音楽を辞めようと思ってた時に作った曲だ。




曲を作るという事は大変な事だ。作り方にもいろんな作り方があると思うんだけどね。おぃらの場合は天から音楽の神様が降りて来てやっと始まる。
ふとした時に頭の中に突然メロディーが流れて言葉が流れてきやがる。それでよ。できるだけ早くその産まれ立てのメロディーをテープレコーダーだとか携帯電話なんかに録音すんだ。忘れちゃうからね。そうして産まれたベースを元に作曲をして作詞をすんだ。




だからね。おぃらの音楽だなんて全て神様からの贈り物なんだ。小学6年生か中学1年生くれぇの時だったと思うんだけどね。本当にさ。突然浮かび出したんだ。音楽だなんてまったく興味も知識も無かったのにね。

きっとね。神様からのプレゼントだったんだと思うよ。独りぽっちで泣いていたおぃらへのたった1つのプレゼントだったんだと思う。




だけどね。おぃらみたいに音楽を作るタイプの奴は大変なんだよ。感性が大事だからね。
自分の世界を持たないといけねぇわけよ。いろんな事を感じ続けて表現しねぇといけねぇ。感受性が高くないといけないしね。物事を客観的にも見ないといけない。だからよ。考えなくてもいい事まで考えちまってよ。不安になったりもしちまう。深く深く考えちゃうからね。きっとね。こんな風にブログを書いたり小説を書いたり漫画を書いたりだとかね。何かを作る奴には共通する事なのかもしれねぇけどな。



おぃらが作る1曲1曲はよ。全ておぃらの分身なわけでよ。嬉しかった事も悲しかった事も恋した事も傷付いた事もよ。全てが曲になる。恋をしたりするのも凄く大切でね。安定しちゃうと逆に駄目なんだ。悲しんだり傷付いたりする事も大切になっちゃう。そうしないといい曲は産まれねぇわけよ。何をしてても必ず音楽の事が頭にあるしね。日常のほんのふとした時にも頭の中に曲が流れ出しちまうからよ。そんな時ボケ面さらしてると「何考えてるか解らない人」だなんて言われちまうわけよ。







この曲を作った時には長い間付き合っていた彼女にフラれてその時の気持ちを唄った曲を何十曲も作った後だった。
失礼ソングを作るって事は1曲1曲にその時の気持ちや彼女との思い出や全てを思い出しながら作る。辛くて辛くて思い出したくもねぇのによ。深い所まで思い出しちまって切なくなったり寂しくなったり後悔したりして曲を作りながら死んじまうわけよ。


本当に絶望の中にいてよ。寝たりご飯食べたり笑ったりだとかよ。そんな事もできなかったこの頃にはホントにキツかったんよ。
だけどね。伝える事ができなかった想い。伝える事ができなくなっちまった想いを全て曲に込めて音楽を辞めようと思ってたんよ。




そう思ってね。曲を作り終えてさ。彼女との思い出を胸に閉まい込んでよ。写真や手紙を捨てたってな。曲は残るんよ。捨てられないんよな。心に流れてきやがるもん。
結局何をしててもおぃらの中にはいつもおぃらのメロディーが流れてきやがる。唄わずにはいられねぇ。唄う事くれしかできねぇしな。何かを伝えたかったり心ん中の上手くは表現できねぇモンを表現するのもおぃらは音楽という手段でしかできなかった。




いい曲を作ろうだなんて思ってもろくな曲は作れやしねぇ。ミリオンセラーの法則通りにサビを15秒にしようとしてもろくな歌詞が浮かびやしねぇ。
唄いてぇ事を唄うから。伝えてぇ事を唄うから。叫びてぇ事を叫ぶから。音楽の神様が何か力を貸してくれんだ。



おぃらがあとどれくらい生きれるかなんて解りゃしねぇけどよ。どんな形でもいい。誰になんと言われようがいい。幸せなら幸せな唄を。死にそうなら死にそうな唄を。唄い続けてやりてぇ。ここもそうだよ。おぃらは1回1回メロディーを文章に変えてるだけさ。クダらねぇ歌ばかりだけどよ。



歌が好き。
歌が好き。
心から歌が好きだ。
クソッタレ!!

今日のお薦めBGM=RAMONES「BLITZKRIEG BOP」