独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

IF THE KIDS ARE NITE

春が来たと言うのに大雨だらけだ。風が強すぎてまいっちゃうよ。こんな日は女子高生のセーラー服が風に吹かれてめくれちまうのを期待しちまうけど彼女達は今はまだ春休みみてぇだ。(涙)



春休みに夏休みに冬休み。街に行くと昼間っから若者共が戯れてやがる。
楽しそうに話をしながら歩く奴等。携帯電話をピコピコ打ちながら歩く奴等。寂しそうな顔をして歩く奴等。

どいつもこいつもいったい何を考えて何を求めてやがんだよ。金が欲しい。愛が欲しい。居場所が欲しい。希望が欲しい。
年を取るに連れて忘れていっちまうけどおぃらが高校生くらいの時は何よりも愛が欲しかった。居場所が欲しかった。ボケ面さらして学校に行ってよ。バイトに行ってよ。忙しかったけどさ。どこか満たされない思い。周りの同級生が羨ましくも思えたし子供にも見えた。

「僕はここにいるよ」
「僕はここで生きてるよ」

そんなふうにいつも心んどっかで叫んでた。友達と馬鹿やってるおぃらの心ん中。夢や理想や現実と向き合う不安なおぃらの心ん中。音楽というたった1つの表現方法を作るおぃらの心ん中。周りから見れば何を考えてんだかよく解らなかったのかもしれねぇ。だけどね。おぃらの心ん中はいつも孤独のSOSを叫び続けていたんだ。
学校に行けば1人じゃなかった。友達といれば1人じゃなかった。なのにさ。独りなんだよ。

きっとさ。中途半端な愛や友情や絆だけじゃ満たされなかったんだ。例えばさ。おぃらが死ねば死んでくれる。そんな無償の愛をおぃらはあの頃から求めてたんだと思うんよ。





街を歩くキュートな天使達。あの頃のおぃらと同じ年くらいの天使達。彼女達の中にもおぃらと同じ様に街を歩きながら叫んでる奴がいるのかな?

「私はここだよ」
「私はここで生きてるよ」

そんな哀しいメロディーを心んどっかで奏でてやがんのかな?おぃらにはどうしてやる事もできねぇ。だけどなんとなくさ。なんとなくSOSは聴こえてくんだよ。
彼女達がどうか愛に満たされますように。やましい気持ちも何もねぇ純粋な愛で誰か彼女達を助けてあげれたらいいのにな。そんな事を独り考えてるとまた寂しくなってきちまった。



おぃらは大人になっても何も変わってねぇなぁ。
昔は年を取れば大人になんだとそう思ってたよ。確かにいろんな事を経験していろんな想いを感じていろんなクソ野郎共と出会ってよ。いろんな事が解るようになるよ。なのにさ。解れば解る程恐いモンも増えていきやがる。畜生が!!



新入生、新社会人のクソ野郎共!!何かが始まると言う事は何かが変わると言う事だよ。きっとさ。一生懸命生きりゃあ素敵な事が待ってるはずさ。
だけどよ。ダーウィンだがなんだか知らねぇけどよ。どっかの偉い奴がな。人間は環境次第で顔付きも性格も変わっちまう事が立証されてるなんて言うフザけた論説唱えてやがんだとよ。

お前等は変わらないでおくれ。

今日のお薦めBGM=加藤ミリヤ「ソツギョウ」