ハナタレ小僧の独り言
6月に入り梅雨が到来。今年も早くも半年が過ぎようとしてんな。サラサラストレートヘアと見せかけて実はこっそり天然パーマのおぃらには恐ろしい時期が来やがった。
風邪もだいぶ良くなってきたけど鼻水がキツイなぁ。少しでも気を抜くと鼻から垂れて落ちちまいそうだよ。
ここ何日かはいかにして鼻水を垂れないようにするのか。いかにして上品に鼻水を咬むのかなんてばかり考えてたからな。
結局、なるべく上を向くようにして鼻水が垂れないようにしてさ。どうしてもやばい時は誰も見てない場所にひっそりと隠れてから少しでも上品な音が奏でるように「ジュジュジュルジュルー」っと鼻水を咬む事しかできなかったけどな。
頭が痛くて痛くてしょうがなくて弱ってる時にかぎって非難の声を受ける。笑って誤魔化してもおぃらの心の中までは誤魔化せない。心の中では「助けてくれ」「助けてくれ」って念仏を唱えるように祈ってさ。そんな時おぃらはやっぱり「独り」なんだなって思う。なぜならおぃらを助ける事のできる人はおぃらを信じる事ができないからさ。
そしておぃらは自分が嫌いで嫌いでしょうがないからね。おぃらがおぃらでいる事ができないからよ。おぃらはね。全てを自分のせいにする癖がある。今おぃらが「独り」だと思ったり誰にも愛されていない人間だとしたらそれはきっとおぃら自身に問題があるのだと思うんよ。
だからおぃらは変わらないとって思う。鼻水垂らしてる場合じゃないんよね。生きる価値があるくらいのさ。存在価値くらいのあるおぃらになりたい。
たまにね。おぃらの事を自分と似ているって言ってくれる奴がいる。
「ありがとう」って言ってくれる奴がいる。
そんな寂しがり屋なあんたに心から言ってやりたい。こっちが「ありがとう」だよ。バカ野郎!!
おぃらもね。自分はおかしいんだってよ。自分の愛し方とかは間違ってるんだとかよく思うんよ。だからおぃらと同じだってよ。似てるって言われるとさ。共感できるって言われるとさ。「あーおぃらだけじゃないんだ」って思える。救われた気がするんよ。
おぃらと同じ様に自分が大嫌いで愛に飢えた寂しがり屋なそこのあんた。心配すんな。おぃらはあんたが大好きだ。顔も名前も知らないよ。それでもおぃらはあんたに救われているんよ。
鼻水タラタラ垂らしたっていいさ。モテなくったっていいさ。どんなに損してばっかで格好悪くてもよ。どんなに容量悪くて馬鹿だっていいんよな。おぃらはあんたが大好きだ。
おぃらを友達と呼んでくれるかい?
いーつまでもー変わる事なくー友達でいようー。
今日ーの日はさようなら。
またー会う日まで。
今日のお薦めBGM=サンボマスター「君の声は僕の恋 僕の名は君の夜」