独りぽっちの裸のメロDIEー

あんたは寂しくはないかい? あんたは愛に生きているかい? 僕はね。僕は生きてる。生きてるのに死んでる。 そんな独りぽっちの夜に逃げ場所を探し求めて、 「寂しがり屋日本代表」KUSOGAKINGが放つ愛と孤独と裸のクソッタレた言葉達。にゃんにゃん。

罪と罰

愛が欲しい。
愛が欲しい。
愛が欲しい。
愛が欲しい。
愛が欲しい。







小さな時からおぃらはそう嘆いて来ました。寂しくて寂しくてたまらなかった毎日。「どうして僕だけ」「どうして僕だけ」「どうして僕だけ」。そう思わずにはいられなかった。独りだと思わずにはいられなかった。それでも小さなおぃらには笑う事しかできなかった。生きる為に。おぃらはおぃらを包み隠す事しかできなかったんだ。





おぃらの夢は「世界で1番暖かい家庭を築く事」。
今も変わらねぇよ。だけどね。今はまだ自信がねぇ。はたしておぃらに大切な人を幸せにしてやれる事なんてできるのかな?大切な人をを支えて生きて行く事なんてできるのかな?大切な人を守ってやる事なんてできるのかな?







ここにいる僕は僕。好きな人と一緒にいる僕は僕。間違いねぇよ。間違いねぇはずなんだよ。

だけどね。最低なおぃらがいやがんだ。人を平気で裏切ってよ。人を平気で傷付けてよ。人を人だと思っていねぇ。おぃらの中にはそんなおぃらがいるんだ。
たまに自分でも恐くなっちゃう。たぶんね。おぃらはおぃらのせいで別にどうでもいい奴が傷付いたり泣いたりしていてもきっと笑ってるよ。「ざまあみろ」。そんな風にしか思えねぇ。人を傷付けずにはいられねぇんだ。おぃらは結局誰1人として心から信じてねぇ。信じれてねぇんだ。恐い。恐いよ。
恐がってる。恐れてる。もぅ嫌だ。独りは嫌だ。独りぽっちは嫌だ。










僕は望まれず生まれた子です。僕は否定の言葉の中で生きて来ました。憎しみの中で生きて来ました。愛されてると思う事はできませんでした。独りぽっちで生きた15年が僕を強くしました。そして僕は愛を知りました。愛される事を知りました。僕は思いやりを知りました。僕は始めて居場所を見つけました。しかし僕の居場所は一瞬のうちに無くなりました。僕はまた独りぽっちになりました。僕は誰も信じる事ができなくなりました。僕はまた変わりました。僕は現実を知りました。僕は人を平気で傷付けるようになりました。僕の前に純粋無垢な天使が現れました。天使には歌を唄う夢がありました。夢を捨てた天使は僕に本物の愛をくれました。僕は今度こそ自分の居場所を見つけました。しかしこの居場所に平穏はありませんでした。親友が星になりました。大切な命を自分の責任で亡くしました。僕は泣きませんでした。僕は逃げませんでした。だけど僕はいつの間にか僕じゃなくなっていました。僕は悪魔です。悪魔の存在は天使を傷付けるだけでした。天使は悪魔に大切な物を全て奪われます。天使は泣いてばかりです。悪魔には天使しかいませんでしたが天使にはもう悪魔を愛する事はできません。僕はまた独りぽっちです。僕は戦い疲れました。僕は自分が嫌いです。僕は自分を亡くしたいんです。僕は僕になりたいんです。僕の心は誰にも見れません。僕の心は誰にも開けません。だけど僕は不幸ではありません。僕は悲劇のヒーローでもありません。僕は人に本当に愛された事があります。僕は人を本当に愛した事があります。僕は幸せ物です。





おぃらはいつも思っていました。「助けてくれ」。「助けてくれ」。「助けてくれ」。
街を歩いていても電車に乗っていても友達と笑っていても歌を唄っていてもいつも神様にお願いしていたよ。たった1人でいいんだ。たった1人でいいからおぃらの存在に気付いておくれ。おぃらを愛しておくれ。おぃらに愛させておくれ。いつも神様に願っていたよ。




だけどね。歪んでしまったおぃらの存在は消えてしまった方がいいんだろうとも思う。おぃらは罰を受けなければいけねぇ。



もしもおぃらが孤独ならそれはおぃらのせいでもあると思う。
もしもおぃらが誰かを傷付けたならきっとその分おぃらにも返って来るもんだと思う。

今日のお薦めBGM=ガガガDX「人間っていいな」